ドラゴンクエストの仕様書
ドラゴンクエスト展に行ってきました。
また例のごとくにわかファンですが、マニアックな情報や等身大のモンスターに感動しました。
ただ、その中でぶっちぎりに興奮してしまったのが、ドラクエの仕様書です。
展示されていた初代ドラクエの仕様書は、ごく普通のOA用紙に書かれていました。
発売したのは２５年前なので、手書きです。
釘付けになって読んでみると、とてもポイントを押さえた作りになっていました。
姫を救出する／しないのルート分岐仕様だったり、竜王の台詞仕様、ダメージの計算ロジック（IF文で書かれてた！）、街のマップなどなど、まさにドラクエの世界観、ゲームバランスを決定づける要所が押さえられていました。
きっとこれをプログラマに渡して、好きに実装させてもちゃんとドラクエになるのでしょう。
ごく普通のバインダーに束ねられていたその仕様書は、見た目は自分が普段仕事で作成する書類と何ら代わりはありません。
でも、その中身はドラクエ。
どの会社でも見られる、棚に並べられた分厚い青いバインダー。
でも、その中身はドラクエ。
ものすごい触発されました。
きっと何者にもなれない自分でも、何者かになれる何かを作れそうな気にさせられました。
あー、何か作りたい。燃えたい。
